自分らしさがわからない

じぶんが何をしたいか、どんなものをつくりたいかというようなことを考えているうちに「自分らしさ」とは何か、ということを考えていた。

これまでじぶんがやりたかったことって、「本当にじぶんがやりたかったこと」なんだろうか。あまり自信がない。

結局は何かの、誰かの真似事ばかりだったんじゃないか。劣化コピーをやってきただけなんじゃないか。誰かを「なりたい自分像」にして、ただそれに憧れてただけなんじゃないか。そんな気がしてくる。

それだといつまで経っても付け焼き刃で、小手先だけの、身にならない技術で、「自分らしさ」とは程遠いんじゃないだろうか。

「何事も真似からだ」「完全なオリジナルなんてない」という言葉を傘に、向き合ってこなかっただけなんじゃないか。

丁寧に自分の中の刀の歯を研ぐような、そういうことが必要な気がする。そういうことを周りはきっとやってきてるんだろう。自分はほとんどやってこなかった。

それが、これまでの結果の出なさの正体だったのではないか、と、ひさしぶりに考えて思い至った。

じぶんの「自分らしさ」ってなんなんだろうか。ぼんやりYouTubeの動画を見ながら、そんなことを頭の片隅で考えていた。